調教部屋第2部 第32話「アナルマイクスタンド」












ここまでの状況
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場所:学校の視聴覚室

リリ:体育着姿。
所持品 スミカのスマホ、リリのガラケー、マドカ、スミカの裸画像
現状  トイレに用を足しに行った

マドカ:全裸
状態 後ろ手、足首にロープで拘束。お尻の媚薬は先ほどの脱糞で収まっている。
現状 教室のドアでスミカとリリを見張る

スミカ:全裸
状態 拘束なしだが、媚薬の効果で全身に力が入らず、歩くこともままならない。
現状 這いながら学校の公衆電話で誰かと連絡。


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リリ「あ・・・。」

電話機の前で這いつくばっているあたしの姿を見た田舎女は 呆然としていた。

細かい状況は分からないまでも「してやられた」感は伝わっているようだ。

『ふふふ、あんたのこと、弁護士に伝えたわ。』

リリには単刀直入にそれだけ伝えた。あの貧乏人のガキに詳しく言っても 分からないだろうし。

 あたしが電話した相手はパパの事務所の弁護士。あたしがこんな無様な姿であることは伝えずに 「リリという女があたしのコラ画像を晒すと言って脅迫している」ということを話しただけだ。

 パパは大企業の重役に加え、その傘下であるあたしのモデル事務所の社長も兼任しており、訴訟対策として弁護士や探偵なんかを雇っている。 リリという名前と学校名さえ言えばすぐに身元が分かるし、最悪はリリがあたしの姿を晒す前に 脅迫罪で捕まえることも可能だ。

『どうする?あんたはガキんちょだから補導で済むかもしれないけど、親は賠償金やら裁判費用やらで えらいことになるわよ?』

 リリの口元が震えている。法治国家というのは国民が平等になるためのものではなく、 権力者が優遇されることをもっと理解するべきね。
 金と権力で弁護士雇って裁判をかければこんな一般人なんてすぐに断罪できるわ。

 そういえば去年、あたしの元マネージャーを名誉毀損で訴えたときは気持ちよかったわ。 あたしの態度が気に食わないからって怒鳴るとか罰金刑食らって当然よ。

 一方のリリはあまり理解できてない様子だが危機感だけはあるようで、 ただただトイレの前でそわそわしているだけだった。

『これは、あんたがあたしらの裸をネットに晒す前にも脅迫罪で訴えることが出来るから気をつけてね。』

脅迫罪の証拠はリリが”用意してくれた”あたしらの裸の画像で充分足りる。

・・・では、リリがその証拠を消すと、今度はあたしらを従わせる”脅迫材料”が無くなる。

親にまで迷惑かけたくないだろうリリにとっては八方塞り。 あたしは畳み掛ける。

『今なら全ての画像をあたしらに渡して服も返してもらえば半殺しで済ませるわ。 どうする?』

 説明しながらも全裸で教室の前まで移動する情けないあたしだが、状況は完全に 打開できた。
 あ、全部の裸の画像返してもらってもそのまま脅迫罪で訴えるけどね。

 そんな思惑もつゆしらず、リリは教室までずるずるとかばんを引きずってくると、 あたしらの恥ずかしい姿の入ったテープや画像データ、プリクラ写真に至るまで おずおずとカバンから取り出す。

『正座しときな』

 いつもならここで座りざまボディに蹴りだけど、まだ力が入らないあたしは、とにかく 証拠画像の確認をすることにした。

『はぁ、あたしのスマホが手垢だらけ、きったな。こいつも弁償ね。』

 スマホを開きながら色々と確認。メールやメッセージも半日近い拘束でかなりたまっている。めんどくさ。

そうだ、画像画像。

『ちっ』

 そこには、いつのまにか撮影してたらしいあたし達の最悪な姿が写っていた。

一番ひどいのは、さっき行ったカラオケでのひとこま。

 マドカのもあったけどそれはあとでいいわね。放置。

 そんなものよりあたしの肛門にマイクを挿し込んでマイクスタンドのように 扱われ、無理矢理ピースサインまでさせられてる姿が目に付いた。



クリトリスを隙間からだらしなくプリ出している姿で、肛門に無理やりマイクがひねりこまれて半泣き。
これが事務所に所属しているファッションモデルだとは誰も思わないだろう。

こんなものぶっ挿されたあと、しばらくの間尻の穴が鯉の口みたいにパクついてしまうほどだった。

怒りが溢れてきたあたしは即座にそれを削除。


あたしは未だに握り締めていた小銭をリリにぶつけた。

『絶対許さないから。あんたのケツに水道のホース突っ込んでカエルみたいに爆発させてやるわ。』

マドカ「はははっ、それいいじゃん!」

 未だに全裸で芋虫状態のマドカだが、あたしの作戦のおかげで心に余裕が出来ているせいか、 そのことに文句も言わず嬉々とした表情を向けている。
とは言ってもあたし自身まだ指に力が入らないからお願いされても拘束を解けなかったと思うけど。

 あたしのスマホから着信。さっき言ってた弁護士からだ。ずいぶん早いわね。

『なに?』

弁護士「あ、スミカ様ですね。実は、訴訟の件なのですが・・・」

『何よ言いなさいよ。』

弁護士「その、ですね、リリ・・・リリ様という女学生についてなのですが・・・」

 何で急に「様」つけてんだこいつ。この裁判終わったらパパにクビにしてもらおう。

弁護士「実はファッションブランド”KIIES(キース)”のCEO、児末社長の娘様でいらっしゃいます”児末チユミ様”と交流がある方でして・・・。」



『は・・・?』

 ”KIIES(キース)”とはあたしのパパが所属している親会社で、いくつものアパレル企業を傘下にしている巨大企業だ。

あたしが入ってる事務所はまさにKIIESの子会社で、KIIES側の鶴の一声で事務所どころか、子会社社長兼KIIESのいち役員であるパパ自身も簡単に潰される。

 っていうかなんでこの田舎モンがそこの娘と・・・!?

 こんな偶然があってはならない。何もかもが信じられず弁護士の男をツめるあたし。

『・・・で、どういうこと?』

弁護士「はい、このまま訴訟を行う場合、KIIES傘下の我々芸能事務所がトップに楯突くことになりかねず・・・。」

『は!?いいかげんにしなさいよね!あたしが困ってるってのが・・・!』

弁護士「あ!もちろんですね、明確な被害が出た場合は訴訟も辞さない構えではありますが、  如何せん今の状況で訴訟を起こすとKIIESとの関係にも少なからず影響がありまして・・・」

『ふざけないでよね!?あんたこの前会ったときから顔が気に食わなかったのよ!あんた今井だっけ? 明日パパと話して即刻クビにしてもらうわ!!』

 通話を切ってスマホを割らんばかりに力を入れた・・・つもりだったが、 媚薬のせいで力が入らず、割れることは無かった。

 早くも牙城が崩れた音がした。呆然として、マドカやリリが今どんな顔を しているかも分からない。

 ふと、カバンの中から着信。リリのガラケーだ。

 今思えばあたしが取るべきだったが、呆然としてたせいもありリリがそのまま通話に出る。

リリ「あ、チユミちゃん。うん、うん・・・わかった。ありがとう。」 

 チユミ・・・さっき話してた社長の・・・! すでに今回の作戦が失敗したことを悟った。



*上には上がいる(´・ω・)
大企業の娘”チユミ”は↓


こいつを金持ち設定にしといて良かったと今になって思う。




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 *児末チユミ:調教部屋第1部で、リリのいじめっ子から友達になった小柄巨乳の女の子。
★リリとチユミが仲直りしたシーン(第1部最終話)★



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