調教部屋第2部 第31話「全裸四つんばい」 マドカ視点












ここまでの状況
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場所:学校の視聴覚室

リリ:体育着姿。
所持品 スミカのスマホ、リリのガラケー、取り直したマドカ、スミカの裸画像

マドカ:全裸
状態 後ろ手、足首にロープで拘束。お尻の媚薬は先ほどの脱糞で収まっている。

スミカ:全裸
状態 拘束なしだが、媚薬の効果で全身に力が入らず、歩くこともままならない。



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苛立ちとあまりの恥ずかしさに、あたしは半ギレでスミカの横にしゃがみ込む。 後ろ手に縛られ足首も拘束されているせいで、バランスをとるのがやっとだ。

スミカ「ねぇ、あたしのスマホドコにあるか分かる?」

 唇が触れるほどの距離で耳打ち。

『はぁ?』

威圧的にスミカへ返す。さっきまでリリのマヌケ面があたしらの恥ずかしい姿を録りまくってたからあいつが持ってるバッグの中 だろう。

『大体分かるけど、スマホとかのガジェットは完全に警戒されてるっぽいから無理じゃないか?』

スミカ「くぅ、そうね・・・それなら、ここの学校って連絡手段無かった?」

マドカ「何でもいいなら職員室とか・・・まぁ鍵開いてないと思うし遠いけど。  あ、あとは公衆電話があった。」

 そういえば普段からスマホを無断で持ち込んでいた手前忘れていた。学校には何かあったときのために 公衆電話が置かれている。

スミカ「わかった。本当はあたしらだけで解決させたかったけど仕方ないわ。実は・・・」

 あたしに耳打ち。息がくすぐったい。さすがモデルか、やっぱりどこか色っぽさが見える口元だが、 その感じが少しイラッとした。

『・・・そうか。そういえばお前ってそうだもんな。確か公衆電話はこの階の右側にあるし、かなり近いぞ。』

そうなれば、あたしがどうにかしてリリのバカの気をそらせばいいか・・・。

ふとリリの様子を見ると、異様に股間を押えてモジモジしていた。・・・実に好都合かもしれない。

『おい、こんなトコで漏らすなよ。お前のお漏らし姿なんて見るの嫌なんだけど!?臭いし!』

少し苛立つように言う。あくまで自分が何もたくらんでいないという所作をしないと怪しまれる。 とにかく、この”脱力させられているが拘束はされていないドクモ女”を動ける状態のままリリの目から 離させないとダメだ。

リリ「う、うるさいな急に。分かってるよ。でも・・」

 かなり警戒しているのかあたしらの姿を交互に見やりながら股間を押えているバカ。

あたしは大げさに怒気をこめて言いやる。

『あぁもう!これ以上イライラさせんなよ!スマホとか取られたくないなら全部便所持って行けばいいだろ!? あたしはお前の臭いおしっこ嗅がされるのが嫌なだけなんだよ!!』

 するとリリは口を真一文字にしながら、凶器になりそうな器具をかき集めて手元のバッグに詰め込むと、  早歩きで教室を出て行った。

『どうだ?行けそう?』

スミカ「な、なんとか・・・。」

公衆電話のお金に関しては、今日のごたごたで誰かの手持ちから教室中に散乱していた小銭でなんとかなりそうだった。






媚薬のせいでハイハイ歩きが限界のようで、こちらにケツを向けた情けない姿を晒しながらも、 緑色の電話機へ必死に向かうスミカ。

あのプライドの高いドクモ女が、こちらに肛門をヒクつかせて赤ん坊のように這っているのはなんとも滑稽だ。 まぁ、今のあたしは赤ん坊どころかいもむし状態だが・・・。

時折所在無さ気にこちらを不安そうに振り向く。リリの様子を伺おうとしているのかもしれないが、 あたしが見張ってるからそんな挙動は邪魔なだけだから!

振り向くたびに尻奥にあるクリトリスが子供のちんこのようにぷるると震えている。
さっさと行けよなマジで!?

深夜とはいえ学校の廊下。リリにばれて妨害されるのが一番最悪だが、 日も昇ってきてぼんやりと明るくなって来ている今、誰かに出くわしでもしたらそれもたまらない。

あのドクモ女の四つんばい素っ裸が他人に見られる分には一向に構わないが、あたしまで巻き添え食って 誰かに見られたらそれこそ取り返しがつかない。

そうなると、なんだかんだであいつの作戦が今は頼りだ。
生意気で鼻につくドクモ女だが、今回だけは心の中で本気の応援をしてしまう。

遠目の暗がりに、スミカの白い裸体と電話機だけがぼやぁと見える。 ガタガタと音を立てて電話機の台へ必死に這い上がる。

なんとか受話器を取ったようだが、どうしていいか分からず戸惑うスミカ。

あぁ、あいつ使ったこと無いんだな!?ほんとイライラする!! 小銭入れずに番号押したってかからねえよ!

しばらくしてジャラと投入口に小銭が入った音が聞こえる。あたしは教室のドアからリリの向かったトイレのドアと、 スミカの様子を交互に確認する。よし、大丈夫そうだ。

スミカのボソボソとした声がする。その頼りない音量が妙にソワソワさせられる。 あいつが”アレ”だからとは思ったが、やはり不安は拭えない。

ふと、スミカは受話器を落とすとその場に倒れこんだ。入れてない小銭がジャラジャラと廊下に落ち、 あたしは驚きで漏らしそうになる。

やばい。これって失敗なんじゃないか!?

スミカはゆっくりと上半身だけ起き上がると手をこちらに向けた。

その手がかすかにピースサインになっているのを確認したあたしは、 自然と口角が上がってしまった。





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 *色々と頭脳戦やドラマを演出しようとしてますが、これって最初から見てる人じゃないと 分からないよね(´・ω・`;)



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