調教部屋第２部 第３１話「記録」
がらんとした教室へ戻ると、まるで囚人の記録写真のような撮影をさせられる。
リリ「いいねぇスミカちゃんｖ」
まるですけべなおっさんのような台詞まわしであたしを煽るようにデジカメのシャッターを押すリリ。
掲げたパネルの上に胸をポヨンと乗せた惨めな姿で、まるで犯罪者のような写真撮影。 今までモデル業で受けてきたシャッターとは逆ベクトルのものを、あたしは昨日今日で何度浴びたことだろう。
媚薬を定期的にクリトリスに塗られているせいで力も出ず、今まで散々自分の痴態を記録された手前、抵抗するのも難しい。 仕方なくあたしはこの貧民の命令どおりにこんな屈辱的な撮影をしぶしぶと受けるしかなかった。 落ち着けばチャンスはあるはず。この屈辱は絶対に許さない！
そもそも犯罪者はこいつ！拉致監禁と名誉毀損、牢獄にぶち込んでババアになるまで外に出るな！
しばらくは警戒されて”武力行使”は難しそうだ。最後の手段はあたしのスマホをなんとかして奪還することだけだ。
スマホを取り返したとしても対処には限界があるが、今考え付くのはこれくらいしかない。
屈辱的な姿の撮影が終わったタイミングで、あたし以上の屈辱感にまみれた表情でふらふらのマドカが教室に入ってきた。 足首に短いロープがつけられているせいでひよこ歩きで入室。ついあたしはふきだしてしまった。
こちらにどっかと座り込むと全身から滝のような汗が流れ、息を荒げてこちらの方をにらみつけている。
リリ「おかえりクロちゃん。散歩はどうだった？」
そう言いながらマドカの後ろ手にロープを結びつける田舎者。
妙に手馴れた様子にマドカはギリギリと歯を食いしばっていた。
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＊久々。スミカのデザインが定まらない。
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