全裸スクワット ミチユ視点久々の制服・・・気分がいい。 チユは制服を燃やされたらしく、リリが代わりに用意した体育着を着ている。名札にはリリの苗字が書かれていた。 ミチユ『ありがとよ!お前の情報で仕返しできたわ。』 チユミ「・・・もう、あまり酷いことさせないでいいんじゃないかな。」 リリのクソにやられてから随分腑抜けたチユ。あたしは鼻で笑いながら、ひとまず校内を周る。一応、 あたしらのポスターが目に入りやすいところにでもあったら困るしな。今回は警戒を怠らない。 ミチユ『チッ・・・携帯のバッテリー切れてやがる。』 チユミ「あたちのもだ・・・。」 ミチユ『充電器無いかなぁ。』 結構携帯を持ち込んでいる生徒も多いので、教室に入れば一本くらい携帯充電器が残ってたりする。 空いている教室に入ると案の定、充電器がコンセントに挿さったままぶら下がっていた。 ----------------------------------------------------------- ミチユ『まずはそうだなぁ〜。『ロッカーから出たかったら全裸になれ!』って言ってさぁ・・・。』 携帯の電源を入れながらプランをチユに話す。チユの方はなんだか上の空だ。 まぁ、こいつもしばらくは苛められる側になるかもな。 ミチユ『でな?裸になったのを確認してからロッカーから出してやる。それから・・・。』 ミチユ『うわっ!』 急の着信で体が跳ねる。発信元は・・・ マドカ・・・? ミチユ『はぁ!?』 あいつの携帯はここにあるはずだ。いったいどういう・・・。 慌ててカバンの中にあるマドカの携帯を確認する。 マドカ・・・のではない・・・これは、リリのぶっ壊れた携帯だ。それに壊れた部分をテーピングして、 マドカの携帯に近い色で塗ってあるだけだ!! マドカの携帯の形状なんてそんな覚えてなかったし、薄暗い中ストラップだらけの携帯だったから こんな小細工にもまったく気づけなかった! 急いで通話に出る。 リリ「不合格〜。」 耳障りな女の声。あたしはギリギリと歯噛みした。 リリ「せっかく和解できると思ったのにこれじゃあダメダメね。」 ミチユ『このやろう〜!』 通話を勝手に切り上げ、あたしはきびすを返して用具室へ戻る。 こうなったらあいつが携帯を持っていても関係ない! あいつが携帯から何かアクションをするまえにボコボコにしてやる! チユミ「ど、どうしたの?」 ワンテンポ遅れて追ってくるチユを無視し、駆け足で用具室へ 向かう。 用具室へ躍り出ると、ビニール紐で縛られているロッカーをまずはドカドカと蹴る。 そのあと乱暴に紐を解き、扉を開ける。 ・・・誰もいない。 そして携帯の着信音に、あたしは顔をしかめながら通話ボタンを押す。 リリ「あら不思議!女の子が消えて無くなっちゃいましたぁ♪」 ふとあたしの足跡がくっついたロッカーをもう一度見る。 すると、ロッカー扉の四角い取っ手が外れていて、その部分の口がぽっかりと開いていた。 ![]() リリ「所詮ロッカーだから、準備しとけば脱出なんて簡単簡単♪」 きっとロッカーの取っ手を分解しておいて、あたしらが消えたのを確認してから、カッターか何かで テープを切って脱出したのだろう。 正直、脱出出来ることは予測の範疇だったが、携帯を「全て手に入れた」と思い込んでいたのが 一番の失敗だ。 そして又携帯の発信音・・・今度はメールだ。 大急ぎで開こうとする・・・が、読み込みが遅い。動画ファイルが入っているようだ。 『ぐっ!?』 夜中の校庭の朝礼台が映し出される。しばらくすると、全裸の女が二本の文鎮を股間あたりで持ったまま そこに上がってきた。あたしが1,2日前、リリの命令でさせられた「全裸スクワット」の映像だ! モニター内のあたし『え、え〜!あたし、扇鉈ミチユは、クリトリスに文鎮をぶら下げて20回スクワットを しま〜す!!』 大声でアホみたいなことを言い出す自分に血の気が引く。モニターのあたしは、おずおずと腰を下ろして 、クリトリスに結わえ付けられた文鎮をひとまず足元に置くと、後ろ手の姿勢をとりはじめた。その間、 リリのクスクスと小さい笑い声が入り込んできている。 ![]() モニター内『んぐっ・・・!』 クリトリスが引っ張られると、苦悶の表情を浮かべるあたし。刺激のせいで愛液が糸を伝い、クリトリスから 文鎮へ垂れ落ちている。動画を消せばいいものの、携帯を睨んでいるあたしは思考回路が切れたかのように 動くことが出来なかった。 モニター内『ふぬぅ・・・・!!』 へっぴり腰だが少しずつ上体が上がり、クリトリスに全体重をかけられながら 文鎮が浮かび上がる。 ![]() モニター内『い、いちっ・・・!』 圧迫されたクリトリスがビー玉のようになっていた。その後は急に早送りに加工され、 それが又滑稽で情けない。 そして再度通常速度になった。う、これってまさか・・・!? モニター内『は、はち・・・!』 ![]() ぶしゃぁああああ!! モニター内『う、うほぉおお!』 馬鹿みたいな声とアホ面を晒して大放尿。鼻をたらしてゆるゆるの表情で、膝を震わせながら 小便を文鎮に伝わせる。何とか殺していたリリの笑い声は、ここで決壊して画面中に響き渡っていた。 そして着信・・・。 リリ「ってなわけで、この『決死の大放尿スクワット』を公開しようと思うんだけど♪」 モニタ内『この糞・・・!』 言い終わらない瞬間に、構内アナウンス・・・。 [い、いち・・・んんっ・・・に・・・!] 今送られた動画の音声が、あろうことか校内スピーカーから流れ始めた。このままだとあの間抜け声も、もしかしたら最初のほうの自己紹介まで放送されかねない! と、その音声に割り込むようにリリの声が聞こえた。 [扇鉈ミチユさん。扇鉈ミチユさん。至急放送室まで。] 追うようにメールが届いた。 あたしは状況が飲み込めないチユを無視して、放送室へ駆け出した。 この間にもスクワットの音声は続いていた。 ------------------------------------------------------ *とにかく状況説明が長ぇよ(´・ω・`;)後半ちょっと わちゃわちゃしちゃったかな。久々のクリいじめ。次へ♪(まだの場合は表示されません) HOME
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