レズ小説、野外露出

第2部 再露出 土手編その7



氷見ユウカ(17)



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水飲み場の水道で足のペイントを消しながら、わたしはワンコの方を見ました。 クンクンと鳴いてこちらの方を無垢な目で見つめてきます。可愛い・・・でも情けない。

『これでよし・・・。』

 うん。結局裸のがマシだよね・・・。こうなったら服でも布でもいいから、何か 隠せるものの探索をしなきゃだめだな・・・。

ワンコ「くぅん・・・。」

『ん?どうしたの?』

 立ち上がるわたしの足を、ワンコの前足が何度も撫でます。 どうやらだっこして欲しいようです。

『なんだよお前ぇ〜・・・。甘えん坊だなぁ。』

 よいしょと抱きかかえると、わたしのおっぱいの隙間に体が挟まる ワンコ。嬉しそうな表情でこちらを向いて息を荒げています。

 可愛い・・・。アパートじゃなかったらお持ち帰りしちゃうんだけどなぁ・・・。

ぐるるる・・・。

『うっ・・・。』

 犬の鳴き声・・・ではなく、わたしのお腹の音です。お腹を冷やしてしまったせいで オシッコしたくなってしまいました。大きい方じゃなくて良かった・・・のかな?

 周囲を見渡すととりあえずひと気はなさそうです。小走りで川原まで近づき、 安全を確かめてわたしは腰を前に突き出しました。



ワンコ「ワンワン!ワンワン!!」

『わっ、なんだよ急に!』

 わたしがオシッコしようとした途端、胸元でワンコが吠え始めました。 こんなところでそんなに騒いだら誰か来ちゃう!わたしは周囲を何度も 見渡しながら、なんとかワンコをなだめようとします。

『よ〜しよし、どうしたのワンコ?落ち着きなよぉ〜・・・。』

 少し涙目になりながらも、尿意は次第に激しくなる一方。ワンコが大騒ぎしている 中でオシッコしないとダメそうです。

『ぐぅ・・・。こうなったらすぐ出して逃げよう・・・!』

 ワンコの鳴き声を無視しながら、わたしはお腹に力を入れました。
尿道が開く感じがして、その途端、月明かりに照らされた滴(しずく)が 川の中に向かって放物線を描き出しました。


じょぉおお、じょぼじょぼじょぼ・・・

『へぇ〜・・・。』

ワンワン「ワンワンワン!!うわんうわん!!」

 さっきよりも大きな鳴き声に、わたしは小刻みに尿を止めながらも放尿を続けました。
こんなところで立ちションしちゃってる自分の情けなさに興奮し、表情筋が緩んだのが分かります。

??「きゃあっ!!」

『!?』

 オシッコを垂らしたまま横を振り返ります。そこには何人かの人影が こちらを見ていました。

 わたしは全身の血の気が引くのを感じました。でもオシッコは出っ放しです。


*にょんにょんにょんにょん尿ばっかり。今月は尿が多かったようです
にょん(・×・)




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