レズ小説、野外露出
第2部 再露出 土手編その5
氷見ユウカ(17)
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『これしかないな・・・。』
カバンからマジックペンを取り出し睨み続けるわたし。
安物のペンだし、全身に服のように書くには多分足りないけど、
やってみないとわからない。意を決してキャップを取りました。
キュ・・・キュ・・・
冷たさを感じながらもまずはアウトラインを書くことになりました。
胸の周りを黒い○で書き、太ももに仕切り線を引きます。
『・・・うん!これだけ見るとちゃんと紐っぽいね。』
少しその濃い線に安堵感が生まれました。これならいけるかもしれない!
陰毛がないのも不幸中の幸いで、遠目じゃ本当に穿いてるように見えるかも!
『なるほど。結構大丈夫そう♪』
調子に乗り始めて気を許してしまったのか、次第に又悪い癖が出てきてしまいました。
気づいた頃には決行してしまい、わたしの足に、シュッシュと線を引きます。
『おぉ・・・マジで網タイツはいてるみたい。』
隠すのには無意味な網目ライン。
素っ裸で編みタイツ・・・自分で書いて息をのみました。まるでこれじゃあストリップの人
みたいだ・・・。本物知らないけど。
鏡で見ようと思ったけど、改めてペンのインクが心配に。少し冷や汗が垂れました。
『やっばぁっ!』
焦ってペンを、大事な部分へ向けて描画開始!えっとまずは、ズボンっぽくおなかに線を引いて・・・!
『あっ・・・。』
おなかの真ん中辺りですんなり線が掻き消えました。書ける気満々だったのにかすれる予兆もなく
消えるなんて・・・!
結果的に裸よりも情けない格好にされてしまいました。いや、してしまった、か・・・。
そういえば胸の部分にも”枠”描いただけで終わってるよぉ・・・わたしは全身の力が抜け、肩を落としました。
*とりあえず明日停電するまでに更新だぁ〜!!(`・ω・´)ノ
かめは何も出来ない。だからこそ 元気がなくなってきてる方が
ここ来たときに「こんな時にもバカみたいなの作ってらw」って
笑ってくれると嬉しい。
電気?豪華な食事?がんばって我慢します!
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