裸に落書き
裸に落書き


土方 アキユ(17)7/19

恥ずかしい苛めに遭った日の記憶が思い出されたので追記します。


自販機で卵を入れられた後、恥ずかしさを払拭するように公園へ駆け足で戻りました。

アキユ「はぁっ・・・はぁっ・・・」

クラスメートA「お疲れ〜」

 3人組が私の頭を優しく撫でます。私は羞恥心と屈辱感で、目からさっき引っ込んだはずの涙があふれ出てきました。

クラスメートB「でも、ちょっと遅かったよね〜?」

 私は肩をびくんと驚かせました。又何かが始まりそうな悪い予感。ぺたりと3人組の 手が私の肌に触れるたび、鳥肌が立ちます。

クラスメートA「こっち来なよ。」



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_____________ アキユ「わわっ!やめて・・・!」

 さっき着た服を又脱がされると、公園の草むらに押し倒されました。肌に草の先っぽが刺さり、チクチクします。 裸を覆うまもなく後ろ手にひとつ、足の膝の間接部を固定するようにひとつ、 ビニール紐で縛られました。私を見下ろすようなアングルで3人組が笑っています。 まさか、又放置されるのかなぁ・・・?体中から脂汗が染み出てきます。

アキユ「又置いてかれるんですか・・・?」

 声を搾り出すように出すと、リーダーのAさんがニヤリと笑いました。 膝を落として、私と同じ視線から話しかけてきました。

クラスメートA「残念だけどもう放置プレーはおしまいだよ♪むしろずっと そばにいてあげるから♪」

 わけもわからずに見つめ返していると、Aさんのスカートのポケットから 携帯が出てきました。カチリと音を立ててこちらにそれを向けました。 カメラのような電子音・・・

クラスメートA「今から撮影会を始めま〜す♪」

アキユ「え!?」

 Aさん以外の子が私の両脇に寝転がって撮影会が始まりました。でも、この撮ったものはどうする気なんだろう・・・?



 クラスメートB「いえ〜い♪」
クラスメートC「あたしの顔にはモザイクしてよね?」

クラスメートA「分かってるわよ♪」

 大股開きで全てをさらけ出された情けない姿の撮影。私は死ぬほど心配に なってきました。私の姿を撮って、どうするのか・・・心臓の音が自分自身の 体から聞こえてきました。

アキユ「こ、これどうするんですか・・・?」

クラスメートA「学校の裏サイトに載せようかなって♪」

 その言葉を聞いて、私の顔は真っ青になりました。体中が震えてきて、 青から一気に真っ赤になりました。体を動かして隠そうとしても、両脇の子が 膝を押さえてくるので無駄な抵抗でした。

アキユ「いやだ!いやです!やめてください!!」

クラスメートC「こらこら。暴れちゃうとまんこ拡げて撮影しちゃうぞ?」

クラスメートB「今から綺麗に彩ってやるから安心しなよ!」

 いつの間にか、二人は油性マジックを持っていました。シンナーの独特な においがします。その先端を私の肌にくっつけて線が描かれていきました。 こんな姿をネットで流されたら大変です。

クラスメートA「あら、随分綺麗ね♪ほら、カメラの方見ろよ!」

 ひどい文字がいっぱい全身に書かれてしまいました。こんな姿で放置されようものなら、男の人に襲われてしまいます。

クラスメートB「うらやましいな〜!こんな姿が載るなんてアイドルデビューじゃん!」

クラスメートC「いつごろ載せんの?」

クラスメートA「そうだなぁ〜。少し編集するから明日になるかな?」

 明日・・・明日になると、私の惨めな姿が全世界に晒されてしまいます。恐怖で 体中が冷えてきました・・・。

 目の前が霞がかってきました。絶望感というか、なんというか、そんなものを超越したなんだか何も考えられない状態です。意識が・・・それどころか、自分自身が いなくなってしまったような感じがしてきました。  今のところ記憶があるのはここまでです。撮られた姿がどうなったのか、それ以前に このあと何をされたのかは全く憶えていません。


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