レズ小説、野外露出
お尻ライブ その2
佐奈良 ネヅキ(さなら ねづき)(15)
『』はネヅキの台詞♪
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スポットライトに囲まれながらあたしはギターを無心に弾いていた。
まるで公衆の面前で公開自慰をしているかの快感に酔いしれ、
自我が崩壊しそうなほどの刺激を受けていた。
さきほどよりもお尻を突き出しながら腰を振る。
肛門の皺が解けて小さな口を開けていくのが分かった。
お尻をフリフリ汗をほとばしらせながら演奏を続ける。
おっぱいに割れ目にお尻の穴・・・。これで全部見せちゃったことに・・・。
死にたいほどの後悔をまた受けるのも知らずに、本能につき動かされる
あたしはこれ見よがしにお尻を突き上げてビートを刻み続けた。
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気づいた時にはステージの真ん中で呆然と立ちすくんでいた・・・。
歓声をお尻に浴びながら理性を取り戻し、衣装を急いで拾い上げて、逃げるように舞台から降りる。
『うわぁ〜ん・・・。』
涙目でライブ控え室に飛び込んできた。そこには何故かさっきの綺麗な歌声の
女の子が・・・。
『!!』
・・・さっきの見てたのかなぁ・・・?
いたたまれなくなり、さっさと出て行こうと急いで荷物を持ち・・・そのタイミングと同じくしてこちらに声をかけてきた。
「あ、あの・・・?」
『・・・。』
返事も動くことも出来ずに、無言で体全体を火照らせるしかなかった。
「ギター・・・上手ですね。」
『・・・ど、どうも。』
うぅ・・・どうしよう。どうすればいいんだろう・・・?
「実はわたし、演奏が苦手で困ってるんですよね。だから・・・ネヅキさん?が羨ましくて。」
苦味のある微笑を浮かべて自嘲的に語る女の子。名前はなんだっけ・・・?
『あ、あたしメンバー募集中なんです!』
・・・反射的に言ってしまった。女の子は面食らってこちらを見ている。
何言ってんだあたしは・・・あの子と路線が全然違うじゃんか・・・。
「・・・ふふふっ、わたし、ハードロックも結構好きですよ。」
穏やかな微笑みをあたしに投げかけてくれた。
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最近のロックバンドは意外性でも狙ってんのかしら。
メロディーがずれているような音階だったり、
サビの盛り上がりそうなところでわざと下げたりするバンド
いるんだけど(´・ω・`)
かめには分からないです。好きなバンドはやっぱり
盛り上がる時は盛り上がる旋律。本当にどうでもいい
ことですが・・・。
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