でで様提供作品：放屁撮影（マドカ視点）

「ん……」
あれからどれくらい寝ていたのか、私はカメラのフラッシュの光で目が覚めた。
リリがいる。私を眠らせたのはおそらくこいつ。
でも、何か違和感が・・・え？
そして、その瞬間自分のおかれている状況に驚いた！
（ま、真っ裸！？）

そう、私は真っ裸。オマケに脚を首の後ろに回され、両手は鎖で拘束！？
私は、その後すぐに正面にいるリリに目をやり、怒鳴りつける。
「なんだよこれよぉ！！！ふざけんなぁ！！！」
「・・・・・・」
しかし、リリはニヤニヤと笑ったまま。いつもならすくみ上がるくせに、何だこの態度！
「あんた絶対ぶっ殺すからね！！」
そうだ、お前なんか、あとでボコボコのズタズタのボロボロにして、原型も残さずぶっ殺してやる！・・・と、その時。

ぶっ・・・・・・

え？今のなに？一瞬、私は自分のお尻から何かが出たような気がしたんだけど。
「あはははははははははは！何、今の！『ぶっ』だって！ぎゃはははははっ！」
ま、まさか・・・・・私、オナラを・・・・・・！？
絶望的だ。こんな奴にはだかにされてマヌケなポーズをとらされ、すごんだ瞬間「ぶっ」だなんて。
それでも虚勢を張ろうとする私に、リリはとんでもない事を言い出した！
「うるさいな〜。その格好で外に置いて行くよ！？」
「うっ」
私は押し黙ってしまう。い、いくらなんでもこんな格好で外に放り出されるのは惨め過ぎる。一生の屈辱だ。
またしてもニヤニヤといやらしく笑うリリ。くやしい・・・・
ん？まてよ、なんであの二人は何も言わないんだ？
ミチュとチユ、こいつらと一緒にやればどうにかできるかも！
「ちょっと！おまえら！何裏切ってんだよ！？素っ裸になって従ってんのか！？」
ミチュがピクッと反応する。よし、そのままリリをぶん殴れ！おい、チユ、どうしたんだよ！

そんな隅で黙ってないでお前もなんかしろ！

いや、その前に私を解放しろ！

「マドカだって裏切ろうとしたくせに。お前ら来た時、裏であたしも見てたんだぞ？」

・・・えっ？み、見てた？私たちがあんたのマヌケ踊りを見ていた時の反応を？

最後の希望が絶たれた。ような気がした。私はこのとき、まだ希望はあると思っていたらしい。
しかし、そんな希望はすぐに終わる。ミチュが、なにやらリリに命令され袋を持って近づいてくる。
そして、私の尻の隣に袋を置き、お尻にピンクのハンカチを敷いた。

一体何が始まるんだ？って、この袋・・・きなこ？なんだこりゃ・・？

変態のすることはわけがわからない、と一瞬呆れていた私だが、この後リリが放つ言葉に耳を疑う。

「クロはオナラが大好きみたいだから」

クロ？クロって私のこと？ふ、ふざけんな！そんな犬みたいな名前！私は人間だぞっ！

「面白いヌード写真撮ってあげるよｗ」

ぬ、ヌード写真！？や、やめろ、やめろ！

「クロのケツの前にきなこを盛って、オナラした途端噴き上がる瞬間を未来に残すという」

え、え、ええええええええっ！？
そ、そんなふざけた写真撮られたらもう生きていけない！

「すばらしい撮影だよっｗ」

す、すばらしくないっ！やめてくれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ！

「な！？何考えてんだ変態！いい加減にしろよな！」

いつのまにか、お尻の前にはきなこが盛られている。
それでも、とにかく怒鳴る私。くそっ、いつもならとっくの昔にやっつけてるのに！
するとリリは、ニヤ〜〜〜〜〜〜〜ッとこの上なくいやらしく笑う。

「あれれ〜でも、なんでおまんこビチョビチョなのぉ！？
あんたのが変態じゃんｗｗｗさっきまで屁で感じてたくせに。」

いっ！？び、ビチョビチョ・・・私は不意に股間に目をやる。
するとどうだろう、ものすごい量の汁がワ○メから垂れ流れているっ！

「うぁぁっ！服返せ〜！これ外せぇ〜！！」

は、はずかしいっ！こんなのやだっ！どうにかして動こうとする私だが、
思った以上に拘束がきつくて微動だに出来ない。

「ポチの時みたいなポスター作って、この学校中に貼ってあげるよ♪」

リリはそう言った。その瞬間、私は青ざめた。
さっきのミチュのようなポスター・・・・・・さっきのポスターを想像する。
あんな情けない姿に、私もなってしまうのか！？

「やっ・・・！それだけは・・・！」

もう駄目だ。謝ってでも、媚びてでも許してもらうしかない。あの二人もこっちを見てる。
でも、だからといってあんなポスター作られたらもうお終いだ。
た、助けてリリ様、と言おうとした。しかし、
その瞬間お尻にとんでもない量のオナラがたまっていくのを感じた。

「お、オナラが・・・なんでこんな時に・・・！」

視線が肛門に集中する。自分でもそれがヒクついているのが解った。
もうリリに許しを請うことも忘れ、願った。

（お願い、出ないで！）

しかし、現実は残酷だ。我慢の限界・・・。

「も・・・だめっ・・・。」

ぶぼぉおおおお！！！！



でた・・・でまくった。とんでもない量のオナラ。

クサイ。   ミジメ。   ブザマ。

様々な思いが交錯するなか、出続けるオナラ。
こんな情けない思いをするなんて・・・目に涙がたまり、今にもこぼれそうになった。
お願い・・・もう許して・・・・