ミナコの日記。ちょっと遅れた全裸クリスマス!
オンライン露出奴隷その6


野木 ミナコ

  『あぁ〜あ・・・』

 クリスマス最終日・・・。ほぼ10分置きにメールを見る私。その度にため息をついては ベッドにごろ寝。

 こんな事なら二人分のケーキなんて買わなければ良かった。

 こんな事ならクラッカーなんて用意しなければ良かった。

 シャンパンもミニサイズの買えば良かった。

 グラス買い足さなくても良かった。

 サンタ帽子用意するために、隣町のホームセンターまで行かなければ良かった(近所で生徒に会ったら最悪なので)。

 結局ご主人様っていっても、遊びの関係なんだろうなぁ・・・。

 時計を見たらもう夜7時・・・普通に考えて、デートの誘いが来るのならイブに来ているんだけど、 それでもこんな時間まで待ってしまった。
 堪えかねてドアも鍵をかけずにずっと部屋にいるが、宅配すら来ない始末。 今日だけは宗教の勧誘が来ても許せる気がする。

ピンポーン・・・

 インターホンが鳴った。

え?

鳴った?インターホンが?

うちの?うちのインターホンはピンポーンでいいんだよね?

 私は飛び起きてドアに向かう。来た!来た来たっ!!
待てをされていた犬が「良し」を貰ったくらいの喜びようで駆け足。 フライング気味でドアに声をかける。

『ドア開いてるんで入って来ていいですよ〜v』

普段よりも1オクターブ高い声。

 そうだ!せっかくのサンタ帽子!ご主人様をびっくりさせてあげよう!
私は歩きながら服を脱ぎ捨て、パッドつきのブラやパンツをほおり投げると、 帽子を被って股間にリボンを貼りつけただけの格好になった。

 命令もなしにこんな格好したらご主人様喜ぶだろうなぁ♪

??A「え?いいの?そんじゃ♪」

  ??B「おじゃましま〜す。」

ガチャッ・・・ドアの開く音。

あれ・・・?

二人・・・?っていうか声が全然違うし!

違う人だ!?

 着てたら間に合わない!私は慌ててドアにお尻を向けて走った。 ベランダの戸を開けて一目散に死角へ逃げ込む。・・・股間にリボンをつけた 素っ裸で。

 こっそり覗き込むと、生徒の紗枝原ヒサゴと山木メクの二人だ。 こんな時間に何で来るのよ!?

ヒサゴ「あっれ?」

メク「せんせ〜。どこですか?」

ヒサゴ「さっきの声、ミナコさんのだったよね?ちょっとカワイ子ぶってたけど。」

メク「うん。そうだと思う。」

 寒いはずなのに冷や汗が止まらず、体からも湯気が出る。 鼻が垂れているのか分からないほど、肌の表面は冷気で麻痺していた。



『あいつらぁ・・・早く帰りなさいよねぇ・・・。』

ヒサゴ「せっかく、寂しいだろうと思ってケーキ一緒に食べようと思ったのに・・・。」

 余計なお世話だ(キレ

 なんでクリスマスにこんな格好で一人震えてなきゃいけないのよ! あの二人、次の小テスト難しくしてやるわ!

メク「先生のお部屋ってすごいね!マンションの入り口も綺麗だったし。」

ヒサゴ「そうか〜?だって、服とか下着もほおりっぱなしだよ?」

メク「ヒサゴさんが言える事なのそれ・・・?」

 ぐっ・・・確か今日は勝負下着だったはず・・・。まぁ、ダサいパンツ見られるよりは マシなデザインだったと思うしいいか・・・。でもこの状況は良くない。

ヒサゴ「勘違いかなぁ?よく考えたら声違ってた気もするし。」

メク「この服の散乱具合は、なんか急いでる感じだから、デートに行ってるのかもね。」

ヒサゴ「えぇ?あの出来損ないの日本人形みたいなのが?

 紗枝原、今年度の成績はかなり下がるぞ覚悟しろ。
 いないと思って好き勝手言って・・・!!
 にしても、サンタ帽子だけならまだしも、素っ裸でいるのはやめれば良かった・・・。 行き急ぎすぎた・・・。

メク「あっ!」

ヒサゴ「え?」

 二人の空気の変化に気づいた。こっそりと覗き込むと、わたしのご主人様が 入って来ている!?

ヒサゴ「あ、あ、み、ミナコさんの・・・か、彼、かれ・・・。」

メク「彼氏さんですか?」

 うぅ・・・私の息でガラスが曇って見えなくなってきた。ご主人様がどんな反応したかが 分からない。「彼氏ですか?」→コクリ とかだったら本気で嬉しいのに・・・でも今は それどころでもない。

ヒサゴ「あぁ、っと、今、み、ミナコさんは、い、いないみたいっス。」

メク「ヒサゴさん 緊張しすぎだよぉ。」

 男性への耐性がないらしく紗枝原は急にドモりだしていた。 それにしてもタイミングが良いんだか悪いんだか・・・。

ヒサゴ「いないんじゃしょうがないか。メク帰ろう。」

メク「うん・・・すいませんそれじゃあ失礼します。」

 ご主人様に挨拶をして背を向ける二人。あくまで物音の判断なので 定かではないが。それよりもご主人様は今どんな状況・・・?

メク「そういえばヒサゴさんその服装・・・。」

ヒサゴ「ん?」

メク「・・・なんでもない。」

 二人が帰る音に耳を潜める。ドアが閉まる・・・。まだ・・・
エレベーターの音・・・。

 ここで初めて戸を開ける。

 ・・・だれも居なくなっていた。

『へ、へぇっくしゅん!!』

 私はご主人様への弁解を考えていた。あと風邪薬が売っている薬局のルートも。

 


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 クリスマスに間に合ってない感じがリアルタイムに表現できたと思う(12月25日夕方5時現在)
なんにしても一応更新できて一安心。あと宣伝しなきゃだけどね(´・ω・`)
 人間本気出すと半日程度で色塗り、シナリオくらいは終わるんだな・・・。
 ヒサゴのダサい服。ヒサゴはファッションセンスゼロって設定なのでわざとなのですが、
わたしのセンス自体が元から無いに等しいので、「あんな服しか描けないんじゃね?」と思われてると
思うのが怖い。でも確かにカワイイ服装は描けないけどねん(´・ω・`;)

 ピクシブでUPしてるのはメガネ無しバージョンだけでしたね。
とりあえずリボンなしバージョンも♪


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*ミナコンテンツ、売れるかな企画*
 100円ソフト販売サービスのおかげで、現在「postor」で 「100円露出」の再販が出来ました。  そのため、以前やっていた「売り上げによって強制更新します!」 を再開します。流れはこちら。 ユーザーさんがミナコを気に入る  ↓ 100円露出を購入してくれる人が出る  ↓ 売り上げ本数でノルマ達成したら更新  ↓ただし かめが作りたくなって普通に更新しちゃうときはあると思います(´〜`;)それはノルマとしてカウントしません。   最初のノルマ:  とりあえず5本売れたら記念CGのシナリオ書く(`・ω・´)


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