レズ小説、野外露出

ヌーディストビーチ編



如月 ミカノ(キサラギ ミカノ)(15)



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とある外国の海岸。あたしとエナは、まさかの海外旅行へ行けることになった。

ミカノ「すっご!看板全部英語やん!」

エナ「・・・フランス語よ」

 大きなキャリーバッグをゴロゴロと引きずりながら、ホテルにチェックイン。チェックイン作業なんかはすべてエナにやってもらった。ウチフランス語も英語も知らんし(エナもやけど)。

 ホテルの部屋に入るとシックなデザインの家具。豪華なものではなかったが、初めての海外旅行にテンションも上がり、ただただ興奮した。

ミカノ「うち窓際ええ?窓際!なぁ?」

エナ「はぁ・・・。あんたねえ、はしゃぐのは良いけど少しは手伝ってよね?言葉が通じなくて通じなくて・・・。」

 片手に、汗で濡れてヨレヨレのフランス語会話の本を持ってこちらに不満タラタラのエナ。  ウチは許可も待たず窓際のベッドに腰掛け、エナの方を向く。

ミカノ「何言うてんねん。ウチのマネージャーやろエナは。」

 ウチはネット活動しているアイドルで、エナは友人兼マネージャー。金の管理やイベント、企画のプランニングは全てお任せ。

エナ「マネージャーって言ったって、この旅行は偶然わたしが買ってたサイダーの景品が当たっただけで、これは取材じゃないのよ?」

ミカノ「えぇよえぇよ!せっかくのオーシャンビューなんやから撮影したらええやん!な?金欲しいやろ?」

 今日のウチははちきれんばかりにご機嫌だ。ベッドから飛び起き、エナの前で仁王立ち。エナはため息をつくも、少し表情が和らいでいた。

エナ「そうそう。この場所知ってる?ヌーディストパーク。」

 仁王立ちのままウチは首を傾げる。

エナ「ヌーディストビーチって言えば分かりやすいわね。公式に裸が許可されてる場所なのよ。しかも普段は写真、ビデオなんかNGなんだけど、偶然この期間はヌーディストイベントがあって、許可制だけど撮影もOKらしいわよ。」

ミカノ「ま、また裸か・・・。」

エナ「何言ってるの。今度はあなただけじゃなくて、全員が脱衣許可得てるんだから。」

ミカノ「ふぅん・・・そうかぁ・・・。」

 ベッドにお尻をつけ、腕を組んで考える。

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エナ「如月ミカノちゃ〜ん!どうぞ〜!」

 海岸の岩場から、少し躊躇い気味に裸体を晒す。ウチは側頭部をかきながらエナのかざしているカメラに照れ笑いを浮かべた。

エナ「表情きも」

ミカノ「しばくぞ」

 陰毛もデカパイも丸だしで周囲を見回す。死ぬほど開放的!ビーチでは確かに、水着を全て脱ぎ捨てて横になっている男女がチラホラ。こら本物だ。

ミカノ「うっわ気持ちええわぁこれ!」



 動くたびにおっぱいがぶるんぶるん邪魔なのは気になるが、何も身につけず、しかもそれが”ふつう”の状態という解放感はたまらない。ホンマの自由って感じや!!

ミカノ「エナは水着なんか?」

エナ「わ、わたしはえっと・・・」

 股の食い込みを神経質に直すエナ。あぁそういうことか。

ミカノ「ムダ毛処理してから飛行機乗れや・・・。」

エナ「うるさいわね!あんたみたいにお手入れしなくていいほど薄毛じゃないのよ。」

 最初は浜辺で遊ぶ姿を撮影。海は真っ青とまではいかないけど、湘南に比べればめっちゃ綺麗!なんだか夢中になって遊びまくっていた。

エナ「あんた本当に元気ね・・・。」

 シャッターしか押してないような方が音を上げる始末。だが、遊びに夢中だったウチは、現状をあまり把握できていなかった。

エナ「おんもっ・・・。ちょっと荷物ホテルに置いていくわ。持って来すぎちゃった。そこらで遊んでて」

ミカノ「おう。」

 しばし一人。もう少し波に洗われようと思った矢先、おかしいことに気づいた。

ミカノ「ん?」

 海岸に多くの外人がいる。いるのはいいのだが、水着の人ばっかり。

ミカノ「ん。あれ・・・?」

 どうやら裸なのはビーチサイドで日焼けしてる外人くらいだ。なんだか少し恥ずかしくなり、ウチは肩まで海水に浸かって、エナが来るまで顔を俯かせ待機した。

エナ「ん?どうしたのミカ?」

ミカノ「エナぁあ・・・裸ではしゃいでるのウチだけやんか!!」

エナ「え?向こうにいるじゃんほら。」

ミカノ「あれはガキやろ!あんなん湘南でも裸で飛び回っとるわ!!」

 胸と股間を押さえてエナをにらみつける。 いろいろと思考を巡らせるなりしてみると、どうやら撮影許可が下りている期間というのと、今日は他の場所で会員制のヌーディストイベントがあるらしく、ヌーディストの多くはそこへ行っている・・・らしい。

エナ「でもまぁ、イケないわけじゃないし、いいんじゃない?」

ミカノ「いやや。服返し」

エナ「え?」

 エナの手元を見るとカメラのみ。腰ポケットの膨らみは明らかに財布オンリー。

ミカノ「おい・・・。」

エナ「あ〜・・・実は、さっき荷物置いて行ったとき、戻るにしても、これからベッドメイキングだからしばらく戻るなって言われてて・・・。」

ミカノ「おい・・・。」

エナ「ははは・・・。」

ミカノ「はははちゃうわ!!」






*ででさんの発案で、夏と言うことでヌーディストビーチを場所としてちょっと
だけ作っていきます♪最近かめべや自体のコンテンツ更新もしてなかったしねん。

ミカノゲーはこちら♪夏にぴったり(・ω・)ノ
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