気まずい・・・
気まずい・・・


山木 メク(16)7/8

あれからほとんどヒサゴさんと話せない状況です。
別に嫌いになったわけではないんですが、なんか気まずい状況になっていて話しかけにくくなってしまいました。 でも実際にはヒサゴさんからいつも話しかけてきていて私から話しかけたことはほとんどないから、ヒサゴさんが気を使ってるんだと思います。
挨拶はするんですが会話と言う会話はしてません。
だから友達の籠山 メムに相談しました。
メク「メム。ちょっと相談したい事があるんだけど・・・。」
メム「ん?何?」
とは言っても前にトイレでヒサゴさんと・・・なんて言えないので、私はヒサゴさんとある理由で気まずくなった事だけを伝えました。
メム「・・・そういえば最近ヒサゴさんと話してないね。どうして?」
・・・・やっぱり訊くのね(汗)。
メク「ね、ねぇ。私たち親友だよね?」
メム「当たり前でしょ?わたしなんかこの学校のお友達って言ったらメクぐらいだもの。私に教えてくれない?」
私は顔を真っ赤にしながら決心してはなすことにしました。

メク「誰にも言わない?」
メム「当たり前でしょ?お友達じゃない。」
メク「うん・・・実はね・・・この前、ヒサゴさんと・・・おトイレでね・・・。」
そこまでいうとメムも感づいたのかすこしおどおどしだしました。
メク「おトイレで・・・え、エッチな・・・こと、しちゃったの。」
メム「・・・・」
メク「わ、わたしは嫌だって言ったんだけど・・・。」
流石に薬飲まされて無理やりやられたとは言えずにちょっとおさえ気味の表現で言いました。
メム「えっと・・・その・・。」
わたしとメムは俯いて話しにつまってしまいました。
メム「・・・メクちゃんから声かけたほうがいいかな?」
メク「そ、そうだよね?やっぱり。ありがとう。」
メム「それで、メクちゃんは女の子が・・・いいの?」
メク「え!?ち、違うよぉ!!やっぱり、男の子とああいうのは、やるものだしさぁ。」
でも、ヒサゴさんとやった時、なんか気持ちよかった。自分でやるのとは違って・・・すごく・・・。


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