レズ小説、野外露出

オナニーライブ!



佐奈良 ネヅキ(さなら ねづき)(15)



『』はネヅキの台詞♪ −−−−−−−−−−−−−−−−−−



『へ!?一番安いアパートですよ!?』

不動産屋さん「えぇ。どんなにやってもここまでになりますね・・・。」

 目玉が飛び出そうだった。

渋谷周辺のアパートでもこの値段て・・・しかも10畳とか言ってるわけじゃなくて 六畳一間の風呂無しで・・・?
これじゃあ敷金礼金だけで貯金のほとんどが消えちゃう(´・ω・`)

 どうしよう・・・。ある程度お金は持ってきたのでしばらくビジネスホテルでも いいけど・・・。はぁ・・・これじゃあバイトしても半年どころかふた月で帰郷になっちゃう。それに加えてライブ費用がハンパないのに・・・。

不動産「地方から来た方ですか?」

『はい・・・。』

不動産「そうですかぁ。やっぱり土地が土地だけにそういう方結構多いんですよ。 長く関東圏いたいのでしたら埼玉まで下ることをオススメしますね。」

 地方から来て、いきなり埼玉と東京2県は酷だ・・・。

テレビでよく見る「ネットカフェ難民」になるしかないかなぁ。でもお布団は欲しいよ・・・。



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『はぁ・・・』

 とりあえずマクドナルドの席で突っ伏して溜息・・・。
今のところは出費抑えないと・・・。

???「あ、あの・・・?」

『?・・・はい。』

 顔を見上げると制服姿の女子校生らしき子がいた。 あたしと同い年みたい。

女子校生「この前ライブ出てた方ですよね?」

 あたしは途端に顔が熱くなった。うわぁ〜・・・今にも死んでしまいたいよ・・・。
あたしは自分の席にある冷え切ったコーヒーを見つめて、できるだけその子を見ないようにした。

女子校生「あ、あの・・・サインくれませんか?」

『へ?』

 あたしは耳を疑った。あたしの・・・あたしのサイン・・・?
呆然としたあたしの目の前に、ピンク色のメモ帳とカラーペン。

 んんん・・・どうやって書けばいいんだろう・・・。 ペンを持つ手が震える。こんなことなら練習しとけばよかった。

 結局自分の名前を普通に書く。ファンらしい女子校生がそれを覗き込んで きた。

女子校生「あ、バンド名とかも・・・。」

『あ、そ、そうだよね・・・!』

 嬉しい反面恥ずかしい・・・。
あんなライブでサインねだる子がいるとは・・・。
ミュージシャンの卵にサインを貰うのが趣味の子なだけかもしれないけど・・・。

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 ライブの待ち合わせ室・・・。

本当はギリギリの時間に行きたかったけど、それも心配だったので結局一番乗り。
視線が怖いので隅っこで俯く。これじゃあ空気の薄い高校生だよまったく・・・。

でも、さっきサインあげたのがすごく嬉しかったのは事実。本当だったら地元帰ってたよ・・・。

他のバンドメンバーが揃った頃でも、どうもあたしとの距離が離れている気がする。 神聖な会場で脱ぐなんてやっぱりまずいよなぁ・・・。

「今回はネヅキさんからはじめま〜す!!」

 あたしは面食らった。まさか初っ端からだとは・・・。

『は、はい!』

 声を裏返しながら大声で返事をした途端小さな笑い声。もうとんだ笑いモノだ。

「すぐに始めますんでちょっと急いで下さい。」

 落ち着いた声でせかされるのが逆に焦る。あたしはとりあえずカバンからギターを引っ張り出す。

 そこで一瞬止まった。
やはり前回のギターは目立ちすぎたかな?調子乗ってると思われるかもしれないから もう一本のほう持って行こう・・・。

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 舞台に急いで飛び出す。すると異常なほどの歓声。

・・・しばらくわけも分からず呆然とした後、昨日の事を謝ることにした。 マイクに顔を近づける。

『あ、あっと・・・この前は、すみませんでした。』

 歓声に混じって笑い声。「かわい〜!」とか「おぼろちゃ〜ん!」とか、 女の子の声も聞こえます。余計恥ずかしくなってきた・・・。っていうか「おぼろ」って名前じゃないし・・・。早く終わらせよう。

 ギターを強く握る・・・。

 そのあとはほとんど記憶がないほどのトランス。四方八方から照らされるライト だけが脳内を彩られているのだけを憶えていた。

 とにかく楽しい!
自分の指からはじき出される「世界」が小さなライブ会場をあたしのものにする。
まるで自分がこの地球の支配者になった気分。快感物質が脳内で響き渡る。

 気づいた頃にはどうでも良くなっていた。とにかく全身で快感を貪るだけだ。 自分の胸を見せ付けるように震わせながら、ギターをまるで性感帯のように こねくり回す。
 いつ服を脱いだのかは憶えていない。



 もっと自分のエロい部分を見せたい!あたしはギターを跨いだ状態で ビートを刻む。まるでバイブレーションのように自分のパイパンマンコを 刺激しまくる。

 みんながあたしの薄ピンク色の乳輪と、出っ張りの小さい乳首を見ている!
何度も小さくイきながらクライマックスへ向かっていく。

 最期の一音をキメた途端、割れ目から愛液が噴き出る。口から涎をたらしたまま その場でへたり込む。

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『あぁあああ・・・もう死んじゃおう・・・。』

 今日のことを思い返しながら悶絶するあたし。・・・それにしても ネットカフェの個室ってロボットの操縦席みたいだなぁ。

 あたしはカップラーメンをすすりながらちょっと魔が差して自分の バンド名を検索してみる。

 「インディーズ追っかけブログ」がヒット。

開けなければいいのにあけてしまった。

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●仰天のヌードパフォーマンス!! Hazy Moon ●_
 今年の新人は一味違う!!(><)b
私が過去に経験してきたものとは異質を放つ女の子!それが Hazy Moon!

 金髪ツインテールのパンク系ソロバンド!とにかくスゴイんですよ!?

 いつもは見た目に関して腰が低く控えめな態度。

 でも演奏が始まると脱ぐんです!
まじ脱ぎ!パンツも何もぬいでスッポンポンですよ!?
左持ちの独特なギターさばきも上手く、声も綺麗なのだが、
裸が気になってどうしようもない(^-^;)


ジミヘンドリクスはギターをその場で燃やして見せた。

マリリンマンソンはバンドメンバーにフェラをしながら演奏。

 ロックの神とも言われるそんな異端児達のパフォーマンスに匹敵する
ロック界初の女異端児の誕生か!?

 ただ、あのパフォーマンスだと公共の場では無理だねw
小さなライブでしか今の日本では許容できないと思う・・・。
 ライブでもギリのギリだけどさwww

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見なきゃ良かった・・・。

『うぅ・・・やっぱり死んじゃおうぅうう・・・!』

 キーボードに突っ伏して悶絶。ただの変態パフォーマーと 思われちゃうよぉ〜・・・。

 っていうかメンバーの募集まだ全然出来てないことを思い出した。 本当に死んじゃおうかな・・・。




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*ライブで脱いだらアウトだろ(´〜`)
見た目のギャップでメンヘラな感じも結構いいなと思ってる。
ちなみに、ロック界で女異端児も既にいると思う。
マリリンマンソンは実際に好き♪




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